歯周内科治療
いままでと違う歯周病治療
歯周病治療といえば昔から歯磨き指導と歯石除去があげられ、どこの歯科医院に行われている基本的な治療です。しかし、なかなか治りにくいのも事実です。なかなか治らないので歯科医師は歯石除去をし、歯磨き指導をしますが、なかなか治りません。
なかなか治らないのは結局は患者さんの歯磨きが悪いということで結局は患者さんもあきらめてしまうのです。
歯科に於ける2大疾患といえば「虫歯」と「歯周病」です。そしてこれは現在の歯科医療においては、感染症であると結論が出ています。
医科において一般的な感染症は風邪です。一般的な風邪であれば医師の指示に従ってきちんと薬を飲めばほとんどの場合治ってしまいます。
歯周病も同じように治らないのでしょうか。
現在の歯周病治療は外科的な処置が主流です。しかし、それは歯科医師が特殊な技術をもち、患者さんも歯磨きがうまくできるという厳しい条件でなければいい結果が出ません。
どんな条件下でも簡単に良い結果が出ないものかと多くの歯科医師が知恵を出し合ってできたのが薬で歯周病を治す歯周内科という治療です。
歯周内科治療では抗カビ剤を使った歯磨きと抗菌剤の飲み薬を使います。
そして、約1週間ほどして再び診断をして歯周病菌が落ち着いたことを確認してから歯石除去を行っていきます。
位相差顕微鏡を用いた治療をしていくと、いままでの治療は何だったのかという疑問まで生まれてきます。歯周病にお困りの方、特に口臭のある人や、歯磨きをして血が出る人は一度試してみることをおすすめします。 線みたいに見えるものがカビです。 針金みたいに見える物がスピロヘータといわれる歯周病菌です。歯周病の指標となります。 原虫です。歯周病が進んでくるとトリコモナス原虫やアメーバなども見えるようになってきます。