予約の取り方も変わっています。
辻田歯科では特殊な時間の取り方をしています。
治療の内容によって50分単位もしくは30分単位で時間を取ります。そのため予約時間が9時50分のように中途半端な時間になります。
また、普通の予約(ノーマル予約)以外に、待ってもらう予約(スタンバイ予約)、衛生士さんが行うPMTC予約があります。
ノーマル予約は普通に時間をしっかり取って行う治療です。
スタンバイ予約は急患や待ってでもいいから見て欲しいという患者のための予約です。
PMTC予約は衛生士が中心となった診療で、ドクターによる治療が必要なときは改めて時間を取ります。
現在の方法で予約を取るようになってから患者を待たすことはきわめて少なくなりました。そして、診療も時間もほとんどずれ込むことなく回るようになりました。じつは、このシステムは東京ディズニーランドを参考にしています。
東京ディズニーランドに行ったときFAST PASSのシステムがあるのを知っていますか。
FAST PASSがあると早くアトラクションに乗れるシステムです。
普通に並んでのる入り口はSTAND BYEです。
Dr.辻田のジェットコースター理論
歯科診療に限らず、お客さんを待たせる営業は全てジェットコースターに似ています。
ジェットコースターに乗れる人数は限度があります。歯科にたとえれば1時間あたりしっかり診療するとしても5人ぐらいでしょう。それ以上になると雑に診るか、後の患者を待たせるかになります。
FAST PASSは普通の予約、チケット発券機が電話に当たるでしょうか。そして、STAND BYは予約なしに突然に来る患者や急患といったところでしょう。5人診られるとすれば、3人をFAST PASS用にして、2人をSTAND BY用にすればめいいっぱい患者を診ることができます。
ただ、STAND BYは待つことを前提にしてもらいます。そして、治療も応急処置など最小限の処置にとどめます。
STAND BY予約は別に入っても入らなくてもいいのです。入らなければFAST PASSの患者をしっかりと診ればいいのです。
よく病院で予約制にしていないためにすごく待たせているところがあります。それはジェットコースターでいえばFAST PASSなしに、STAND BYだけで並んでいる状態になります。そのため2時間待ち、3時間待ちなどがザラになってくるのです。
待たせることが多い病院はもう少し予約システムを考えた方がいいと思います。
2007.11.25
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